出願書類の基本
こんにちは!ゆる特許です。
今日は、出願するときに提出する書類(出願書類)について書いてみます。
出願書類は、「願書」「明細書」「特許請求の範囲」「要約書」「図面」の5つの項目に分けられます。
願書:発明者や出願人などの情報を記載します。特許事務所の弁理士が代理人であれば代理人名も記載します。
明細書:発明に関する詳細の説明を記載します。
特許請求の範囲:特許を取得したい内容を記載します。「クレーム」と言ったりもします。特許を取得したい内容はあくまでも「特許請求の範囲」に記載する必要があります。
要約書:発明を簡単に説明します。
図面:発明に関する図面を添付します。省略することもできます。
少しずつ特許法を見てみましょう。
出願書類に関することは特許法第36条に記載されています。
ちょっと言葉が難しく感じますが、上記の説明と同じことが書かれています。
例えば、特許請求の範囲については「すべてを記載」と書かれているので、明細書に書かかれてあるだけの内容は特許取得できないことになります。また、図面については、「必要な図面」と書かれているから、省略もできるということになりますね。
ではまた!ゆるゆる〜