PCT出願後の流れ
みなさま、こんにちは。
またまた台風が近づいております。今年は多いですね…何事もないことを祈っております。
さてさて、今日は、PCT出願した後の流れについてまとめてみます。
過去記事:
PCT出願後、どの国の特許を欲しいのか検討する間、PCT出願自体は下記のような流れをたどります。
「出願の束」とよばれるだけあって、各国への出願を一手に引き受けている感じですね!
順番にまとめてみます。
「国際調査」とは、その発明に関する先行技術(関連のある発明)があるかどうかを 国際調査機関が調査することです。
国際調査の結果は、文献のリストなどが記載された「国際調査報告」として出願人に送付されます。また、国際調査報告と同時に送付される「国際調査見解書」には、その発明の特許性について、審査官による見解が記載されています。どの国に移行するかの参考になります。
ちなみに、国際調査機関をどこにするかは、PCT出願時に選択しておく必要があります。日本特許庁にてPCT出願する場合、出願書類が日本語の場合は、調査機関として日本しか選択できませんが、英語の場合は、日本、欧州、シンガポールから選択できます。
PCT出願費用も異なりますので注意しましょう。
続きは、また後日に!
ではまた。ゆるゆる〜。
参考:特許庁より:
http://www.jpo.go.jp/seido/s_tokkyo/pdf/s_tokkyo/text.pdf